手の込んだ“工作”? 教科書検定の闇
週刊「アサヒ芸能」のスクープが衝撃を与えている。
文部科学省の教科書調査官に北朝鮮の工作員が紛れ込んでいるというものだ。
今年の中学歴史教科書の検定で「あたらしい教科書をつくる会」の歴史教科書が“不当な”検定に遭い一発不合格にされたというものだが、この検定を行ったのが、週刊誌で報道された人物だというのである。
将来の日本を背負う子供たちが学ぶ大切な教科書が、日本を敵視している国の工作員によって捻じ曲げられていたとしたら、とんでもないことだ。
しかし、この報道。どこか出来すぎの感がある。元日本共産党員で、北朝鮮の動向に詳しい篠原常一郎氏によれば、フェイクニュースであるとしている。
同氏が配信する7月30日付のメルマガ「インテリジェンス・ウェポン」でも、そのことがはっきり述べられており、このフェイクの意図と、それに踊らされることの危険性を指摘している。
https://shinohara.cd-pf.net/home
有料メルマガであるので、詳しくは会員になって読んでいただきたいのだが、なぜ今回「アサヒ芸能」がこんなフェイクニュースを出したのか。教科書検定の裏にどんな「闇」があるのか。きっと、これを企んだ者たちに隠しておきたい実体があるということなのだろう。